「言えない」のと「言語化できない」のを一緒にしない

 

 

 

 

高圧的な人に対して、

緊張して固まってしまう…
頭が真っ白になる…
言いたいことが言えなくなる…

そういう反応になってしまうことに対して、
あなたは、

自分が情けない
弱くてダメ
高圧的な態度をする相手が悪い

のように思っているかもしれません。

 

ですが、人間には防衛本能があり、
脅威を感じると、
逃げるか、戦うか、固まる(死んだふり)か、
という反応になってしまうものです。


冒頭のような反応になる

繊細なタイプの人は、
「固まる」の反応になっていると考えられます。


ですので、ここは落ち込むポイントではなく、

逆に防衛本能がしっかり作動している
という証拠でもあります。


そこをしっかりと確認して

捉えなおしていきましょう。

 

 

 

 

 

自分を理解した上で、
高圧的な人に対しての対処を
考えていく必要があります。


「固まる」反応をしやすい人が、

高圧的な人と同じレベルで戦ったり、
動じずに理路整然と話したりすることは、
目指さなくていいと思います。


もちろん、そういう人間になりたいのなら、

練習していけばなれると思いますが、
きっとあなたもそれを望んではいないでしょう。


とは言え、「固まる」ことで

言えなくなってしまったことを
自分の中に溜めておかずに、
しっかりと言語化しておくことが大事です。


確かに、高圧的な態度に脅威を感じて

言えなくなったのもあるでしょう。


ただ、あなたの中で、

しっかりと言語化できていないことを
相手の高圧的な態度のせいにしていないか?

そこも確認してみてください。

 

 

 

 

 

高圧的な相手に対して
直接は言えなかったとしても、
言語化することは、
一人になってからでも十分できるはずです。

 

頭の中で漠然とした
不満だけで終わらせず、
書いたり、言ったりして言葉にし、
自分の言いたかったことを把握しましょう。

 

まずは、自分の気持ちや考えを
言語化することに慣れていくことです。

 

また、高圧的なタイプの人でも、
理不尽でわがままなだけなのか、
人の話もちゃんと聞ける人なのかを見極め、

 

後者であれば、今後、練習をすれば
伝えていけるようになります。

 

「高圧的な人」は苦手なままでOKですが、
そこに映し出される、
自分の成長するポイントを把握して、
活用していただきたいと思います。

 

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