高圧的な人がいると萎縮してしまう…
言いたいことが言えない…
高圧的な人と関わりたくない…
社会生活を送っていると、
高圧的な人と遭遇する機会も多いですよね。
高圧的で、かつ理不尽なことを
言ってくる人は本当に困りものです。
ただ、高圧的な人は今更変わらないので、
ここでは、「高圧的な人」を
あなたがどう見ているか?
振り返っていただきたいと思います。
繊細な感覚をもっていると、
「高圧的な人」に、
敏感に反応してしまうのも
仕方のないことですが、
必要以上に意識しすぎて、
被害者的な感覚になってはいませんか?
また、その人は、基本的な態度が
「高圧的」ではあるけれど、
「高圧的な人」だと決めつけてしまっていませんか?
嫌なものや苦手な人物を
全部排除しようとしていませんか?
これらの質問は、ちょっと厳しく感じるかも
しれませんが、考えてみてください。
くれぐれも、あなたを責めているワケでは
ありませんので、ご安心下さいね。
私も高圧的な態度の人は、
基本的には苦手ですから、
「高圧的な人」に対する恐怖や、
萎縮してしまう感覚はわかります。
先ほども書いたように、
かなり理不尽な人もいますからね。
ですが、あなたにも「繊細さ」という
事情があるのと同じように、
「高圧的な人」には、
高圧的になった事情があるのです。
あなたのその「繊細さ」が、
変えられないように、
「高圧的な人」も、それは
容易く変えられないものなのです。
これは、「高圧的な人」のかたを
もっているのではなく、
高圧的な人は早々変わらないので、
あなたの「高圧的な人」についての
捉え方を見直すことで、
高圧的な人に囚われている意識を解放し、
ラクになって欲しいために言っています。
だからこれからも、
無理に仲良くする必要もないし、
苦手なままでいいと思います。
でも、「高圧的な人」の中にも、
話を聞いていると、
厳しさの中に優しさが垣間見えたり、
納得できることを言っていたりする人もいて、
それをただただ、
「高圧的な人」として一括りにしてしまうのは、
非常に勿体ないと思うのです。
確かに、「高圧的な人」も、
もう少し言葉や態度を変えれば、
もっと伝わるのに…とも思いますけどね笑
また、普段から、
言いたいことが言えないあなたも、
我慢に我慢を重ねてある時爆発してしまう…
なんていうことがあるとすれば、
その場面を見た人は、
あなたを「高圧的な人」と
思う人もいるかもしれません。
もしくは、「高圧的な人」に対して
直接は言えなくても、
あなたの中で「高圧的な人」への不満が、
否定的で高圧的な声となって、
巡っているのではないでしょうか?
そう考えたときに、
誰しもが「高圧的な部分」をもっている
ということになります。
ですから、今後は、
あの人は「高圧的な人」という
決めつけをやめて、
あの人は「高圧的な部分のある人」
のような捉え方をしていけるようになると、
相手に対して若干でも、
緊張感が和らいだり、
自分の中にも、やわらかい感覚が、
戻ってくるのではないでしょうか。
苦手なのは変わらなくてもいいので、
一度、そのように捉え直して
感覚を感じてみて下さいね。