人の言いなりになる。。。
自分の意見や気持ちが言えない。。。
人の期待に極度にこたえようとする。。。
このようなあなたの周りには、
ワガママで甘えの強いタイプの人が
集まりやすく、
そういう人と、共依存関係に
陥る可能性が高くなります。
共依存関係とは、
人と人との関係において、
どちらか片方がその関係に
依存しているのではなく、
お互いに依存し合っている状態
のことを言います。
そして、依存される側の人を
共依存者と言います。
共依存者は、
依存する人の世話をやくこと自体に
依存している状態で、
言い方を変えると、
依存されることに依存している
ということです。
これは、育った環境において、
このような性質が
形成されたと言われてきました。
もちろん、それもあると思いますが、
HSPというもともとの気質が
大きく影響しているように思います。
例えば、
HSPは共感力が高いと言われますが、
それにより、
人の気持ちが分かってしまう分、
自分の言いたいことを抑えてしまったり、
相手が気づくよりも早く気づき
相手の分まで何でもやってしまったり
機嫌の悪い人がいれば、
自分がなんとかしなきゃと思ったり、
自己主張の強い人や
感情を荒立てる人がいると、
その場の平穏を保つために
言うことを聞いてしまったり、
このようなことは、
HSPのあなたに
よくある光景ではないでしょうか?
それらが特定の相手との間で続けば、
表面上は共依存関係ということになります。
でも、HSPのあなたが
もともと人に依存するタイプか?
と言えば、そうでもないと思います。
なぜなら、HSPのあなたは
意外と一人でも楽しめるし、
一人の時間が必要ですよね。
一人の時間が居ても立っても居られず
その相手がいないと不安で仕方がない
ということであれば、
人への依存が強いと考えられますが、
あなたの場合はいかがでしょうか?
両方あるという場合もありますが、
いずれにしても、
共依存関係に陥らないために
やっていくことは同じです。
まず、
今まで人に向かっていた意識を
自分に戻していく必要があります。
そして、
自分の感じていること、気持ちなどを
きちんと受け取っていくことが重要です。
それができるようになったら、
今後は、その共感力をはじめ、
あなたに備わっている力の存在を知り、
それらの力を真っ先に
あなた自身のために使っていきましょう。
そうすることで、
あなた本来の力がスムーズに発揮され
人に対して適切な力を
貸していくことができるようになるのです。