自分のことはいいから、
人の力になりたい。。。
「自分の問題は100%解決した」
と思っている。。。
誰かの人生を変えてあげたい。。。
このような状態で
人のサポートをするのは
非常に危険なことです。
なぜなら、自分について
客観的に見ようとする
視点がないからです。
表面的な言葉からは、
奉仕の精神が強いとか、
意識レベルが高いような
感じを受けますが、
自分を客観的に
見ようとする意識がないと
自己満足に陥り、
思うようにいかなくなると
人を攻撃したり
コントロールしたり
してしまいます。
でも、このような状態の人は、
自分を客観的に見ようとする意識
がないので、
残念ながらそのことにも
気づきません。
あなたがもし、今後、
人をサポートする仕事を
していきたいのなら、
まずは、
自分を客観的に見ようとする意識は
必ずもっていただきたいと思います。
ただし、この
「客観的に見ようとする」
ということは、
ポイントをわかっていないと
できません。
あなたがどれだけ自分を
客観的にみているつもりでも、
「自分なり」から抜け出せて
いないことが多いのです。
これは、
人のサポートをする仕事に
つく場合だけでなく、
生きづらさを克服するときにも
同じことが言えます。
なので、はじめは、
そのポイントを学ぶ必要があります。
そして、それを実践する方法を学び、
「これが客観的ということか」
という感覚を手に入れることです。
感覚が分かったとしても、
時々では第3者の目を借りて
確認することは必要になってきます。
あなたが、これから、
カウンセラーになりたい
人のサポートをしていきたい
自分らしく生きたい
のであれば、
自分を客観的に見ようとする意識
をもち、自分の世話が
できるようになること。
それができてはじめて、
本当の意味で
人を大切にすることができます。
そこから、自分も人も尊重しながら、
対等な立場でサポートをしていく
ことができるようになります。
また、日常でも、
人と対等に関わっていくことができます。
一つ付け加えますと、
これらのことは、
こうなったから
私はもう完璧という状態はなく
常にそういう意識をもちながら、
自分を感じつつ人を感じ、
日々ブラッシュアップしていく
必要があります。
逆に言ったら、
そういう意識をもち、
自分をブラッシュアップ
していこうとすれば
誰でもカウンセラーのような
人のサポートをする仕事はできるわけです。
あなたらしい人生を送るために
自分を客観的に見る視点を育て、
自身の力にも、どんどん気づいて
自分のために、人のために
その力を使っていって
いただきたいと思います。