先日、小学４年生の女の子が
父親の虐待により死亡するという
痛ましい事件がありましたね。

母親は父親（夫）の暴力が怖くて、
いつも父親（夫）の言いなりで、

娘が暴力を受けていても
止めなかったということでした。

この夫婦の関係が、まさに共依存関係です。

共依存の母親は、父親（夫）の機嫌が何よりも優先だったため、
善悪の判断ができなくなっていました。

恐怖心が大きかったにせよ、
自分を失くし、人の言いなりになっていると
こういう最悪の事態になってしまうこともあるのです。

 

おそらく、この母親は、父親（夫）から離れ、
自分を取り戻す段階で、
自分の本当に大切だったものに気づき、
とても辛い思いをするでしょう。

 

 

 

 

 

この事件は、人ごとではないのです。

人の言葉をうのみにする、
イヤと言えない、
自分の言いたいことが言えない
自分がわからない

という人は、要注意です。

 

 

私も過去に、自分を失くしていた時期がありました。

そういう時って、
自分の中で「何かおかしい…」という感覚がありながらも、言う通りにしてしまうんですね。

そして、自分を取り戻す段階で
相手のワガママに翻弄されているだけだったということを

やっと認めることができたと同時に、
自分が情けなくて、悔しくてたまりませんでした。

 

ただ、救いは「本当の自分」がやったことじゃなかったということですよね。

 

そこからは、

地に足を着けること、
本当の自分を感じること

を意識していきました。

私は何がしたいのか？
どんな幸せを手に入れたいのか？
たった一回の人生、私が体験してみたいことは何なのか？

小さいことから一つ一つ見つけていきました。

小さい時に何が楽しかったか？
どんなことにウキウキしたか？
どんなことにホッとするのか？

そうやって自分の幸せや安心の感覚を取り戻していきました。

 

 

 

 

 

共依存の要素が強い人や
人様優先でずっと生きてきた人は、

自分が喜びや安心を感じることは
ダメだと思っているため、

自分の喜びや幸せに対しての感度が弱くなっているのです。

ですが、今まで人に喜びや安心などを
もたらすことができていたのだから、
今度はその感覚を自分に使ってあげればいいだけなのです。

 

これからは、あなた自身に全力を尽くし、
「本当のあなた」になっていってください。

 

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