何があってもへこたれない。。。
いつも自信をもてている。。。
自分一人で、どんな問題も解決できる。。。
もしかしてあなたは、
これが精神的自立だと思ってはいませんか?
そうだとしたら、それはちょっと違っています。
ひょとしたら、
「精神的自立」という言葉が、
立派に聞こえすぎるので、
そのような捉え方になっているのかもしれません。
「精神的自立」を
簡単な言葉で言うとしたら、
自分の機嫌を自分でとれるようにすること
です。
別の言い方をすると、
自分の心の状態を把握して、
自分の心が、良い状態になるように
調整できるようになることです。
ここでの調整とは、
自分が機嫌(気分)が良くなることを
まずは、自分が真っ先に自分にしてあげるのですが、
必要な時には人に助けを求めたり、
力を借りたり、断ったりすることも含め、
自分が快適になれるようにしていく
ということです。
心は揺れるもの
ということを理解し、
心が揺れたとしても、
自分の心を落ち着かせ、
良い状態にもっていける、
あなたなりの方法を分かっておくことが、
あなたに安心と自信をもたらし、
それが「精神的自立」へと繋がっていきます。
「精神的自立」を
あまり難しく考えずに
自分の機嫌をとって気分を良くすること
として、シンプルに考え
実行していきましょう。
ここで言葉の感覚の違いを
感じてみて欲しいのですが、
「精神的自立ができていない」
と言うのと、
「自分の機嫌が自分でとれない」
と言うのとでは、
後者の方が、いい意味で、
身に迫る感じがありませんか?
これは、マズイ
自分の機嫌くらい自分でとれるようにしないと。
みたいな感じですね。
でも実際、
自分の機嫌を自分でとれない人はけっこういます。
自分の機嫌をとれないのに、
人の機嫌をとってあげようとする人も多いですね。
(以前の私がそうでした)
それは、ある意味
自分の機嫌(気分)を良くするために
人の機嫌をとって、
自分の機嫌(気分)を
良くしようとしている
とも言えるかもしれません。
もちろん、そこまで考えて
やっている人は、いないと思いますが、
無意識だから、
厄介でもあるんですね。
心のことは、
目に見えない分、
言葉の捉え方や
古くからの思い込みやクセで、
自ら複雑にしてしまっている
ことも多いですし、
余計なところに
エネルギーを使ってしまって
消耗していることが
けっこうあるのです。
だから、心のことを
もっとシンプルに学び、
まずは、
自分の機嫌を自分でとることに
エネルギーを注いでいきましょう。
そこを最優先しつつ、
必要な人にエネルギーを注ぎ
あなたの力を最大限に
発揮していいってくださいね。