アダルトチルドレンの私たちが、なぜ生きづらさを感じてしまうのか。。。
その元となっているのは、あなたが幼少期に育ってきた環境の中で取り込んだ「思い込み」です。ここでは、生きづらさを生んでいる「思い込み・特徴」についてみていきましょう。
「思い込み」というは、今まであなたの中では、当たり前だったり普通のことだったりして、なかなか意識することができません。ですが、今、生きづらさを感じているということは、その「思い込み」に気づくチャンスでもあるのです。
では、「アダルトチルドレンの思い込み・特徴」について見ていきましょう。
●対人依存・見捨てられ不安
良い子の自分でないと、好きな人から嫌われてしまい、愛してもらえないと思い込む。アダルトチルドレンに一番多い。
●先取り不安、時間感覚の障害
悪い未来ばかりを想像し、不安に縛られてしまう。
●マインド・リーディング
相手の言動や表情を「自分は嫌われている」「私がこの人を不快にさせた」など悪い方に読み解く。
●テスティング
相手を困らせる言動をわざとして、自分に対しての愛情を測る行動。
●自他境界の問題
他者の感情や行動に、自ら巻き込まれる。または、自分の感情や行動に他者を巻き込む。
●思考の二極化・白黒思考
白か黒か、二者択一の選択肢しかない。グレーゾーン(曖昧な部分)がない。
●パワーゲーム思考
人間関係を「上下」「勝ち負け」「優劣」で見てしまう。
●自分の感覚、感情への不確実感
自分の感覚や感情が正しいという実感がない。
●自己関連付け
人が笑っているのは自分のこと。全体的な問題がおきても自分のせいと感じている。
●怒り、寂しさとの付き合い方・表現の問題
怒りをコントロールできない。「大丈夫」が口癖だが、我慢が後で爆発する。
●コントロール欲求の強さ
予測できないことをひどく恐れ、相手を変えようとする。
●不完全感と完璧主義
やることは完璧にやる一方で、思い通りの成果が約束されないと何もしなかったり、一つでもできないと全部を投げ出してしまう。
●自己信頼感の欠如
自分を信じることができない。自分が自分を認められない。
●過度な承認欲求
他者に対して「認めてもらいたい」という欲求が強すぎて、自分自身を混乱させる。時に善悪の判断ができず、問題を引き起こすこともある。
●漠然とした不安感、空虚感
原因がわからず、漠然とした不安や空虚感がある。
●自己主張の問題
自己主張を「自分のわがままだ」と思い込み、相手に断ったり、正当な要求を言葉で伝えられない。
いかがでしたか?あなたを生きづらくしている「思い込み・特徴」に出逢えましたか?
こうやって生きづらさの正体が具体的に見えてくると、今までモヤモヤとしていたものがスッキリしてきますよね。長年信じてきた「思い込み」。それによって特徴的な感情や行動が生まれているわけです。
生きづらさから解放されて本当の自分で生きたい。。。
あなたが心からそれを望むなら、必ず実現します。
もちろん、身に付いているもの(無意識)は、すぐに、どうこうできるものではありませんが、ここで意識に昇らせることができたことが、まずは大きな一歩です。そして、自分で身に付けたものは、意識をしていくことで、必ず新しいものに変えていくことができます。
過去を完了させて、あなたの幸せを未来に築いていくために、「今ここ」にいるあなたをしっかりと感じ、あなたの目指す方向に向けて行動していくことです。そうすることで、あなたが思っているより早い段階で楽になることができ、本当の自分で生き始めることができます。
あなたが一刻も早く本当のあなたに出逢えるよう、私たち心理カウンセラーはサポートしていきます。