アダルトチルドレン克服のために「待つ」力が必要なワケとは?!

あなたは、「待つ」ことができますか?アダルトチルドレンの人は特に苦手なことです。白黒思考について以前お話ししたと思いますが、これも、待てないことが一つの要因でもあります。ものの考え方が極端である上、すぐにどっちかに決めないと気が済まない、白と黒の間(グレーゾーン)を保つことが出来ない。あやふやな状態で「待つ」ことができないということです。

 

また、アダルトチルドレンの人は人の顔色や言動に合わせ、せかせかと動き回るという特徴があります。相手を怒らせないように、機嫌をそこねないようにすることだけを考えているため、本来の状況を感じとって「待つ」ことができません。何かしていないと耐えられないという状態ですね。私も過去はこれらの状態でしたから、とてもよく分かります。

では、何が待てないか。。。というと、先ほども書きましたが、不安な時間や不快な気持ちでいる時間ですよね。確かにそういう時間は短い方がいいし、何か行動したり、相手に対して働きかけたりした方が、解決が早いんじゃないか、気持ちが楽になるんじゃないか。。。という気もしてきます。さて、本当にそうでしょうか。。。?どうしたら不安や不快な時間を無駄なエネルギーを使わずに早くやり過ごすことができると思いますか?

 

もう、お分かりですね。それは、「待つ」ことなのです。

では、なぜ、「待つ」ことが必要なのか?

 

それは、「感じる」ためです。本当の自分を感じる、状況を感じる、相手を感じる、そのためには、不安や不快な気持ちをきちんと感じながら、「待つ」時間が必要なのです。「待つ」ことができるようになると、本当の自分の気持ちや、相手の気持ちが分かってきたり、状況を冷静に見ることができるようになります。不安や不快な気持ちを感じたくないために、違うことで気分を紛らわしたり、焦って行動したりすると、余計に不安や不快な気持ちを長引かせ、その存在を大きくしてしまうのです。

 

だからと言って、じっと膝を抱えて、その不快な気持ちに向き合い、何かが起こるのを待っているということではありません。不快な気持ちがあるけれども、毎日のやることをやりながら「待つ」のです。やることというのは、特別なことではありません。顔を洗う、歯を磨く、仕事をする、友達と遊ぶなど、日常のことを一つ一つ丁寧にやりながら、待ちます。ポイントは「丁寧に」です。

 

例えば、いつもは作業的に洗っている顔ですが、顔の凸凹や洗っている手の感触を感じながら洗ってみてください。これは、感じる練習であり、今ここにいる練習でもあります。感じているときは、余計なことは考えられません。

 

そうしていくうちに、不快な気持ちでいる時間が短くなってくると同時に、感じる力が育ち、日常の小さなことから、ヒントを得て、自分が本当はどうしたいのか?こうしたらいいんじゃないか?何もしなくてもいいんじゃないか?など、あなたにとってベストな答えが、あなたの中から浮かび上がってくるのです。

感じるために「待つ」。待つことの目的が分かれば、待てますね!

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