人にどう思われるかを気にする人や共依存の人というのは、基本的に何でもこなします。
例えば、仕事の場面ならリーダーを任される、保護者の集まりなら役員やまとめ役などを頼まれる、姉御肌でよく人に相談される、などということも多いのではないでしょうか?
人に頼られたり任されたりすれば、それなりに役目をちゃんと果たし、できる人、頼れる人という印象を周りに与えます。
ところが、本人の心の中は、ちょっと複雑でもあります。
人の役に立てて嬉しいけれど、
本当はやりたくない。。。
自信がない。。。
不安でたまらない。。。
いつも緊張が抜けない。。。
誰かに頼りたい。。。
というように、
周りからみられている印象と、自分の心とのギャップを感じて苦しんでいるという人も少なくありません。
やってきたことに関しては、間違いなく経験となり、自信にも繋がっているはずなのですが、根本の自信がないために、いくら人の役に立ち、周りが認めていたとしても、自身は空虚感を感じていることが多いのです。
それでも、ギャップを感じることができているのなら、まだOKなのですが、それを感じることができないでいると、本当の想いに気づけないまま、人に対して厳しくなりすぎたり、怒りやイライラなどの感情に見舞われたりしてしまうのです。
私はいつも頑張ってきた。。。
みんながやりたくないことも引き受けてきた。。。
弱音なんて吐いたことない。。。
みんな甘えてる。。。
ずるい。。。
こんな声があなたの中で渦巻いていたら要注意です。
人に対して攻撃する一歩手前の段階にいます。
ここでよく考えてみてください。
その言葉の本当の叫びは何ですか?
もっと楽をしたかった。。。
みんながやりたくないことは私だってやりたくないと断りたかった。。。
弱音を吐きたかった。。。
頼りたかった。。。
甘えたかった。。。
そんな声が聞こえてきそうですが、いかがでしょうか?
人や状況のせいにするのは、人を基準に生きている証拠です。
人に向けられた攻撃的な想いとは、
実は、本当のあなたが感じている弱さを
汲み取ることができなかった自分への怒りでもあるのです。
できるあなた、頼れるあなたが抱く心のギャプを小さくするには、
自分の気持ちに素直になり認めることです。
口で言うのは簡単ですが、
できる人、頼れる人をやってきたあなたには、
なかなか難しいことなのですよね。
なので、まずは、根本の自信を育てて行く必要があります。
根本の自信を育てると、良い悪いをジャッジすることなく、
あなたの本当の気持ちを受け入れることができるようになり、
自分を基準とした生き方に変わっていきます。
すると、実際のあなたと心とのギャップも自然と少なくなり、
人に対して必要以上にどう思われるかを気にすることも、
いつまでも人のせいにして怒りや恨みをため込むこともなくなるのです。
人にどう思われるかがどうしても気になる方
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